コロナ禍における新しい取り組み。保護猫のオンライン譲渡会11月8日に開催

新型コロナウイルス感染の影響により、これまで実施してきた対面形式による譲渡会の開催が、多くの場所で困難な状況になっています。一方、ＳＢＩプリズム少額短期保険の調査によると、コロナ禍において、新たにペットを迎え入れた、あるいは迎え入れを検討した方は、全体の35%にものぼり、コロナ禍による在宅勤務の増加もあって、ペットへの関心が高まっていることがうかがえます。

ペットへの関心の高まりは、保護猫の引取り頭数も増やせる可能性がありますが、せっかくの機会に、肝心の譲渡会が開催できない、あるいは、新型コロナを警戒して対面での譲渡会に来る人が少なくなっているのも事実です。

そんな中、オンラインでの譲渡会の試みも、今まで各地で開催されてきましたが、ネスレピュリナペットケアが、名古屋市、および公益社団法人名古屋市獣医師会と連携し、保護猫のオンライン形式の譲渡会を中心とした番組を、11月8日(日)13時から16時までの間、ライブで配信するとのことです。

この番組は、新しい家族を探している保護猫の紹介VTR、保護猫や保護犬を迎えて暮らす家族のリアルを取材したVTR、名古屋市動物愛護センターの紹介VTR、そして「ネコのバス」からの中継映像をライブが配信されます。もちろん、番組配信中は、登場した保護猫の中に気になる猫がいた場合、リアルタイムで配信画面上に表示される二次元コードもしくはURLからオンライン面談の受付にアクセスすることがで、保護ボランティアとのオンライン面談を実施、両者が希望すれば、その場で譲渡に向けた対面の約束をすることができるというものです。
「ネコのバス」はピュリナがサポートしている、猫をモチーフにしたデザインのバスで、冷暖房を完備した車内は、猫カフェのように猫も人もゆったりとくつろぐことができる空間となっています。
今までは、この「ねこのバス」を利用し、対面での譲渡会を行ってきたピュリナですが、今回のオンライン配信にあたっても、この車内を中継スタジオとして、利用するとのこと。
自宅での撮影が困難な方や遠出ができないなどの状況にある保護ボランティアの方も参加できるようになっています。