Neko Times（ねこタイムズ）

ねこの口腔ケアの重要性は、いろいろなところで説明されていますが、口の中をケアするのは難易度が高いのも事実。
実際、うちのねこも子猫時代にシートタイプの歯磨きをチャレンジしてみたのですが、激しい抵抗にあい断念。その後も特にデンタルケアはしていませんでした。
しかし、猫も、もちろん食べることは重要で、腔内トラブルにより、食事ができなくなると、致命的な問題にもなりかねません。できるだけ長く元気でいて欲しいので、デンタルケアに取り掛かることに。口を触らせてくれるようになるまで、ステップを踏んで少しづつやってみますが、それには時間がかかりそうなため、まずは、手軽な歯磨きおやつをあげてみることにしました。
今回選んだのは、アメリカに本拠地を置くメーカーで、多くのオーラルケア製品を手掛けているグリニーズの「猫用グリニーズ 歯磨き専用スナック」ローストチキン味です。

製品の効果としては、歯垢と歯石の蓄積をコントロールする、ということで人間の歯磨きと同じであくまで予防です。
与え方としては、いつもの食事と合わせて、歯磨き効果を期待するためには、１日３回ご褒美やおやつとして与えてください、とのこと。総合栄養食の基準はクリアしているようなので、いつもの食事にその分減らし、混ぜて与えるでもよさそうです。

原料は自然素材ですが、小麦などが含まれており、グレインフリーではありません。グレインフリーにこだわっている方は気をつけましょう。しかし、主食ではないので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
＜見た目＞

形がギザギザしていますが、歯ブラシをイメージしているようです。

粒は少し大きめです。
一緒に入っているのが、ニュートロのワイルドレシピ・チキン（左側）ですが、ワイルドレシピと比較しても一回り大きく厚みもあります。

ねこ試食レビュー

マウちゃんは食べたものの、すべて丸飲みでした。もともと主食のドライフードも丸飲み傾向にあったのですが、これは少し粒が大きいから噛むかなと思ったものの、残念ながら丸飲みです。噛まないと歯磨き効果は見込めないので、丸飲みだとあげても意味がないですね。マウちゃんは、きちんと歯磨きをしないとダメなようです。
アビくんは、主食のドライフードも噛んで食べるので、グリニーズも噛んで食べてくれました。歯磨き効果が期待できそうです。しかし、効果が目に見えるわけではないので、結局、きちんとデンタルケアをするには、歯のチェックと別の方法でのケアを併せてやる必要があるでしょう。
簡単にデンタルケアできると思ったのですが、噛んでくれないと効果がありません。また、粒サイズが大きいので、丸飲みだと喉に詰まらせるリスクがあります。実際、グリニーズの製品の裏に記載されている「ご注意」に「愛猫の食べ方や習性によっては、のどに詰まらせることがありますので目の届くところで与えてください」の注意書きがあります。丸飲みする子には歯磨き効果もありませんので、あげないほうがよさそうです。ドライフードを噛んで食べる子には、有効だと思います。
＜味の種類＞
今回購入したのは、ローストチキン味でしたが、他に「グリルツナ味」「香味サーモン味」「グリルチキン・西洋マタタビ風味（キャットニップ）」があります。

商品情報（ローストチキン味 70g)

グリニーズ

グリニーズ猫用歯磨き専用スナック　ローストチキン味(70g)

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