anifareはお引渡し時に動物病院で健康診断と飼育アドバイスを行うことで正確な健康状態を把握し、終生まで動物と人が共に幸せに暮らせる仕組み作りを目指しした、獣医師賛同の里親募集サイトです。
2019年12月オープン以降、anifare保護犬・保護猫を動物病院と連携して里親とのマッチング・譲渡を行うとともに、事業化の視点を持つことで、継続性や独立性を担保させながら2020年9月25日にオープンから10か月間で譲渡数1,000頭を実現させました。
事業化の視点を持つということは、当然、譲渡にあたり費用をもらうことになり、人によっては保護犬・保護猫の譲渡にしては価格が高いのではないか、と感じている人もいるようです。
anifareは事業化を目指す理由を以下のように説明しています。
【保護犬・保護猫譲渡の事業化を目指す理由】 anifareは保護活動と譲渡活動を安定的に拡大して行く為に適正な事業化を目指しています。動物と人が健康に長生きする為に保護犬猫の予防医療を推奨して、保護犬猫譲渡後のサポートサービスの開発に力を注いで行きたいと考えています。 また、里親様からの譲渡費用によりシェルター建設を進めています。現在、千葉県成田市シェル ターと埼玉県さいたま市シェルターが稼働しており、更に2020年10月1日には東京都八王子シェルター が稼働開始する予定です。今後は、シェルターの全国展開を目指して活動を進めて参ります。 動物愛護団体への支援にも積極的に取り組んで行きたいと考えています。 |
また、譲渡費用の内訳イメージも公表しています。
この費用内訳について、anifareは以下のようにコメントしています。
保護活動と譲渡活動に必要となる経費を事業経営による収益で運営していく事業体制を構築することで、継続的かつ独立性を担保した適正な事業化を目指しています。 里親様からの譲渡費用によりシェルター建設・運営や安定的な保護犬猫譲渡活動を進めていくことができるようになります。動物を保護して幸せにする事と共に、働いてくれている社員の生活を豊かにする事もanifareの使命の一つだと考えています。 |
保護犬、保護猫には、飼育、施設の運営、スタッフの費用など、多くの運営費がかかります。保護犬、保護猫活動をサポートする取り組みとして、ボランティアや募金なども行われていますが、より多くの保護犬、保護猫を救うには、長期的に考えると、何らかの事業視点をもったプラットフォームの構築は必要でしょう。
anifareはanimal welfare(アニマルウェルフェア=動物福祉)に由来しています。動物福祉とは動物を愛して護る事に加えて5つの自由を与えるべきだとする考え方で、5つの自由とは「飢えと渇きからの自由」「不快からの自由」「痛みと病気からの自由」「恐怖と抑圧からの自由」「正常な行動を表現する自由」を指し、この動物福祉の考え方に基づいて譲渡方針を策定しているとのことです。
anifareの取り組みが、より世の中に認知され、より多くの保護犬、保護猫に5つの自由が与えられることを期待しています。
獣医師賛同の里親募集サイト anifare:https://anifare.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/anifare_jp/