「#とろねこチャレンジ」は、“とろけるようにスヤスヤ眠る“猫の写真や映像、イラストをSNSに投稿することで1投稿につき10円が保護猫団体に寄付されるプロジェクトです。このプロジェクトは、いまだ年間3万頭もの殺処分されてしまう猫がいるという問題を少しでも解決するために発足したもので、第1弾は、花王株式会社のプレミアム柔軟剤「ハミングLINNE」参画のもと2020年2月から4月にかけて実施され、34万件を超えるSNS投稿を集めています。
とろねこチャレンジプロジェクト概要
眠る猫の写真や映像、イラストに「#とろねこチャレンジ」というハッシュタグをつけてTwitterおよびInstagramに投稿すると、1投稿につき10円が保護猫の譲渡活動に寄付される仕組みです。投稿数の上限は15万件(寄付上限額150万円)となります。
とろねこチャレンジの背景
「とろねこチャレンジ」を企画している、コンテンツスタジオ CHOCOLATE Inc.は、本企画の背景に以下のコメントを寄せています。
日本で殺処分されてしまう猫は、年間3万頭も存在します。
(※環境省自然環境局 「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」より)年々減ってはいるものの、「保護猫の引き取り手」はまだまだ少ないのが現状です。
そして、全国にはたくさんの保護猫団体が存在するものの、行政から預かれる猫の数には上限があります。「猫を飼いたい人が”保護猫”を引き取る」という慣習がもっと根付けば、その分、保護猫団体が行政から預かれる数が増え、殺処分を減らすことができます。
「#とろねこチャレンジ」は、この事実をたくさんの人に知ってもらい、投稿数に応じた寄付金を「保護猫の飼い主募集活動」に活用することで引き取り手を増やし、その分の殺処分を減らすために始まりました。
2020年2月から4月にかけて実施した第一弾では、プロジェクトの最終日にSNS投稿が30万件を突破し、合計34万9,190件の投稿が集まりました。その結果に基づき、花王株式会社の「ハミングLINNE」から100万円を特定非営利活動法人「ランコントレ・ミグノン」にキャットフード代として寄付し、200万円を保護猫の飼い主募集活動に使用させていただいています。
保護猫団体による飼い主募集活動の一つに、保護猫と新たな引き取り手をつなぐ「譲渡会」があります。しかし、新型コロナウイルス感染症等の拡大防止に伴い、以前のように継続的に「譲渡会」が開催できない状況が続いています。現在多くの団体がオンライン上や事前予約制などで実施をしているものの、飼い主を待っている猫がまだまだたくさんいます。そのような状況も鑑み、この事実をより多くの人に知ってもらい、保護猫の譲渡を少しでも増やすために「#とろねこチャレンジ」の第二弾を開催することにいたしました。
寄付について
このチャレンジで集まった投稿数に応じて、とろねこチャレンジ参画企業である、花王株式会社および、ぺんてる株式会社から特定非営利活動法人「ランコントレ・ミグノン」に1投稿あたり10円が寄付されます。寄付金は、保護猫のキャットフード代および、保護猫を飼うことについてより多くの方に関心を持っていただくための啓蒙動画広告に活用する予定とのことです。
2020年10月6日(火)〜2020年11月30日(月)
■ 「#とろねこチャレンジ」第二弾 プロジェクトサイト URL:
https://www.kao.co.jp/humming_linne_toroneko/